北の大地へ日本の果てを見に行った話(6)- 馬が産まれる町 -
- 昨日の思い出
稚内駅の思い出:なぜか駅前複合施設にあるカフェのカウンターに月刊ニュータイプ(神様になった日、Charlotte、Angel Beats!が表紙)が置いてあった
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
なんだったんだろう。わっかんないね(稚内だけに)。
- 札幌駅への別れ
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月23日
札幌駅に別れを告げ、一路苫小牧方面へ。そして更に東を目指す。目指すは太平洋に面し、馬が産まれる町。
- 苫小牧、そして東へ
電車の中で通学中の高校生を見かけた。まあ平日ですからね。
苫小牧駅から鵡川駅まで鉄路でたどり着いた後、ここからは鉄道代行バスに乗って終点の様似まで向かう。途中海がよく見えるというか見えすぎる。高潮でやられるのもしょうがないかというくらいだ。こんなところによく線路作ったな……。
ここまで鉄道、あとは代行バス pic.twitter.com/d15ACNmxGt
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月23日
日高線代行バス、来ないとわかっててもちゃんと踏切で一時停止するんだよな(廃線ではないので)(とはいえ保守とかはたまにするのか?)
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
寂しい。
あわわ……(節婦駅苫小牧側手前) pic.twitter.com/R31MGqy5Bt
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
橋、作ってた pic.twitter.com/XyfgAOGVdx
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
道の駅サラブレッドロード新冠 pic.twitter.com/NvGwqdO5ks
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
東に行くに連れ、馬要素が増えてくる。さすが日高。
- 静内
静内で乗り換えて(同じバスだけど)更に東へ向かいます(1時間45分くらい) pic.twitter.com/Xcll4bZYOi
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
この先行ったらJRAの日高育成牧場らしい pic.twitter.com/kKXTkVSfTH
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
馬要素が多い。
- 馬
馬&馬🐴 pic.twitter.com/ncHbyVJlnq
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
馬が道路側向いてたりしてて「なんか通っとるな」と言ってる感じで(本当か?)かわいい
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
この先行ったらJRAの日高育成牧場らしい pic.twitter.com/kKXTkVSfTH
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牧場と馬だらけの道中だった。すごい。
- 様似
日高本線終点様似駅着いた pic.twitter.com/k0nZ6jKAOm
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
次の帰りのバスが30分後 or 3時間後で悩んだけどお腹の調子が悪くなっても帰りのバスが大変なことになるので帰ります pic.twitter.com/GUy5wELgrM
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
とうとうこの日の目的地である、日高本線終点の様似に着いてしまった。何枚も写真を撮ったが、次いつ使われるか、むしろ二度と使われない可能性が高い線路を撮るのはちょっと寂しい。現状代行バスしかない。線路を草が覆っている。だけどここが日高本線の終点であることには間違いは無い。同じく観光客と思われる人々が駅の周りで写真を撮っていた。
- 静内再び
その後、様似から静内へ向かう道中で自然を満喫する。海が近い。
戻ってきた pic.twitter.com/YioLY0JnK6
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蕎麦を……ひっかけた! pic.twitter.com/34kkmVmiME
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
ロジャーバローズのパネルとその脇の馬のモニュメント pic.twitter.com/NrhBATgAtW
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
蕎麦、美味しかった。やはり駅そばはいい。そして馬の町だなと実感させてくれる、駅構内の数々のパネル。本日は静内で宿をとることにした。
日高のホテルだからかグリーンチャンネル見られる pic.twitter.com/Jxnb5RQOyk
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
ホテルに到着して、何となくテレビをつけて驚いたのはグリーンチャンネルが標準で見られること。さすが日高というか新ひだか町。過去のレースや、ある馬を取り上げて、噺家によるドキュメンタリーみたいな番組もやっていた。すごいぞグリーンチャンネル。
セプテンバーセールという、サラブレッド1歳対象の競売が行われた後だったらしく、静内駅にはポスターが、ホテルのフロント脇には馬の競売の結果をまとめた小冊子みたいなものが置かれていた。新冠の道の駅といい、馬好きにとってはたまらない辺りなのかもしれない。
徘徊してる pic.twitter.com/aViq2w2ncL
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
ホテルに着くなり寝てしまったので、ホテルのレストランには行けず、おなかが減ったので深夜辺りを徘徊してコンビニへ行くことになる。(ホテルレストランでししゃもの刺し身が食べられず残念。)
昨日の pic.twitter.com/CUEIz2yUqt
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
それはそうと様似駅構内に貼られていたポスターたち。
着いてすぐ寝てしまい、起きたらホテル付属のレストランも近隣の飲食店もすべて閉まっていた男の取った行動とは…… pic.twitter.com/ZDXrMWxzJ6
— 令和3年(西暦2021年) (@noecho) 2020年9月24日
焼きそば弁当、昔ミニストップだったかの北海道フェアで食べたことがある以来だが、美味しかった。カロリーのことは気にしない。onちゃんも応援してくれている。
そんなこんなで、6日目は終わり。
217.7 + 64.4 = 281.1 km の旅だった。代行バスでの移動が主だったからか、移動距離は意外と少ないが、時間はかかった日だった。
北の大地へ日本の果てを見に行った話(5)- ミラノ、モントリオール、リヨンそして -
前日、根室で納沙布岬を訪れてから釧路や網走を経て切符を紛失しながら旭川にたどり着いた所からの続き。とにかく北に行きたいという旅の最初のモチベーション(そんなものあったのかと言われそうだが)を達成するべく、北に向かう。現時点ではとにかく北に行ってその後札幌に行くところまでしか考えていないため、北に行ったその後のことは札幌に戻ってからホテルで考えることにする。
旭川に限らず北海道の都市部の道路、真っすぐで見通しが良すぎてあちらに吸い込まれそうになる(?) pic.twitter.com/phbxLGn0vC
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月22日
北海道に来て何度も見た光景ではあるが、この道路と街灯がどこまでも真っ直ぐに続いているんじゃないかと思ってしまう、そんな光景。
- ホテル朝食
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月22日
ホテルの朝食。もともとはビュッフェ形式だったようだが、現在は従業員の方に持ってきてもらう形式になっていた。それでもこのボリュームにはびっくりしてしまう(確か色々割り引かれて一泊3000円とかだった気がするが……)。北海道では有名らしいカツゲンという乳飲料もコンビニなどで何度か見かけたがここで生まれて初めて飲んだ(左端)。甘い。朝食で英気を養ったところで旭川駅へ向かう。
- 旭川駅で見たもの
ちょっと早くついたので、ぶらぶらと旭川駅内を散策。平日だが、通勤通学ラッシュ時を過ぎているためか人影はまばら。謎のオブジェがあった。
富良野線にはいつか乗りたい。いつか、無くなる前に……。
なんか女の子仮面ヒーローの広告 pic.twitter.com/RU7UQ3EiGh
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月22日
謎のキャラクターが描かれた不動産会社の広告。
切符……ではなく、前日夜切符を忘れた旨を伝えた窓口に赴いて業務連絡書(この連絡書を持っている人間は切符を車内に忘れたとか書いてある)というものをもらい入場。大変申し訳無い。0900発の宗谷に乗り稚内へ向かう。稚内までは3時間40分ほどかかる。
和寒に来たら寒かった人「わっ、さむ……」 pic.twitter.com/LjmtAThiBR
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
名寄にな、寄ろうw pic.twitter.com/UT1vIqoQdU
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
1240 稚内着。
ここが稚内か……わっかんない、ってな…… pic.twitter.com/arqq6AGalj
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
最南の駅で指宿までの営業キロ(多分)が書かれたプレートもあった。
- 宗谷岬へ
稚内駅ホームすぐ隣、同じ建物内にある駅前バスターミナルへ行きバスの往復乗車券を買う。荷物を預け、宗谷岬までのバスが出るまでの間に建物内などをぶらぶらする。どうやら土産物屋や食堂に加え映画館も併設しているようだった。最北の映画館かな?
T・ジョイ稚内、日本最北の映画館かな? pic.twitter.com/m5SjuNYj0n
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
バスに乗り込み、バスに揺られて50分ほどで宗谷岬へ到着。
む…宗谷岬 pic.twitter.com/ADjdaeyjt7
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
北緯45度31分22秒、日本最北端の地へ到着。北緯45度の都市といえばミラノ、モントリオール、リヨンそして稚内である。北の大地の、その中でも北の果てに着いたのだ(実際にはもうちょっと北に島があるらしいが)。目を凝らすと遠くにサハリンらしきものも見える。スマホの地図で確かめると、この方角に日本の土地は無い。双眼鏡でも持ってくればよかっただろうが、薄っすらと見えた緑の土地はこの日本という国の北の果てのさらなる北、隣国ロシアであった。
その後、岬付近とちょっと高台になっているところを散策することに。
巨女ブーム pic.twitter.com/bOZBO7YFUF
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
宗谷岬にあるアンテナ、宗谷岬無線方位信号所とあって何かと思ったらGPSを補完する信号出してたところらしい pic.twitter.com/cjp60lZDFx
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
オホーツク海の冷たさを指で感じたよ(海水を触って登って戻ってきたときの足跡がついてる) pic.twitter.com/y4Spi5CtjT
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
きーつね pic.twitter.com/PtlkxnUdQP
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
宗谷岬の展望台近くのアスファルトの上、多分何かの足跡なんだろうけど何なんだろうね pic.twitter.com/m0YQQlqlcs
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
アスファルトについた足跡は猫のもののようだがそうでは無いようで、もしかするとキツネのものだったのかもしれない。
なんかでかい骨落ちてた pic.twitter.com/8V4kUbu0iE
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
骨も落ちとる。
その後バス待ちの列に並び、再び50分ほどバスに揺られて稚内駅へ戻る。昼についたがお昼を食べていなかったので、併設していた食堂でラーメンを食べてちょっと遅い昼食兼夕食にすることにした。
稚内ラーメンらしい(ホタテとかタコとか入ってた) pic.twitter.com/FusC32XftM
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- 防波堤ドーム、大鵬上陸記念碑
稚内駅でレンタサイクルを借りれるということだったが、残念ながら借りることができる時間を過ぎており、自転車で行ける範囲の散策はできなかった。稚内駅周囲を散策することにする。
防波堤ドームとかいうやつ、めっちや長かった(港をカバーするからそりゃそうか) pic.twitter.com/W6PGZ2tt1M
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
防波堤ドームは本当に長い建造物で写真に収めるのが難しかった。巨大構造物を神殿と評することがよくあるが、まるでそういった神殿のようだった(神殿を直接この目で見たことはないが)。
大鵬上陸記念 pic.twitter.com/3UZrNBn2id
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
ここからあの大鵬が上陸したらしい。大鵬母の船酔いがなければ大鵬の活躍はもとより、生きてはいなかったとか。
稚内メモ:駅近くにシャワー、コインランドリーが使えるところがあるらしい pic.twitter.com/QZ8kCAioHb
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
稚内にあった押しボタン式信号の歩行者側ボタン、タッチ式でアレ?と思ったら物理方式だと凍って使い物にならなくなるかららしい、確かに https://t.co/W7BJMew64H pic.twitter.com/1H3DuLsjCT
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
Twitter大喜利にありそうな画像 pic.twitter.com/64TtHT797K
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稚内豆知識をいくつか。
- 札幌へ、そして切符との再会
車内に忘れた切符を引き取るまで業務連絡書見せながら改札出入りしてるけど、自分の手配書見せながら歩く指名手配犯っぽいな(?)(駅員さんたちが「例の……」と言うのが聞こえる)
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
1746発の宗谷で札幌へ。ところで次の写真の宗谷の後ろに写っているパチンコ屋は最北のパチンコ屋なのだろうか。
日本酒とビール、そしてつまみを買い込み宗谷に乗り込んだ。終点まで行くので寝過ごしや乗り過ごしの心配が無いので気が楽でしょうがない。ついつい酒の量も増えるというもの。
o▽n pic.twitter.com/CzAmJsntCK
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
そうしていい気分になっているうちに列車はひたすら南下。鹿などとぶつかるといった事もなく、無事札幌に到着する。
札幌着いた&無事切符回収できた pic.twitter.com/HDkDQ3uW5O
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日
業務連絡書を駅員に渡して丸一日振りに切符と再会。良かった。そしてホテルに向かい、シャワーを浴びて明日の準備をして寝る。
明日向かう目的地は既に列車の中で決めてある。再び東へと向かうことにした。
本日の列車での移動距離は 259.4 + 396.2 = 655.6 km。
次の日に振り返った稚内駅の思い出。
稚内駅の思い出:なぜか駅前複合施設にあるカフェのカウンターに月刊ニュータイプ(神様になった日、Charlotte、Angel Beats!が表紙)が置いてあった
— 令和2年度(西暦2020年度) (@noecho) 2020年9月23日